少量の出血や、子宮頚管の短縮などで妊娠中の行動制限をされる方は多いと思います。
とはいえ、どの程度動かないでいればいいの?という疑問が出てくると思います。
主治医から『外出は控えめに』と言われた場合、基本的には自宅安静です。
日常的な家事をこなすのは無理の無い程度に。
もし、家事をしていて何かしらの症状(お腹が張る、痛む、違和感、出血が増えるなど)があれば、すぐに横になりましょう。
その場合は改善したとしても30分は横になっていたいもの。
その後も症状が治まらない場合は速やかにかかりつけの病院に連絡を入れましょう。



一番大切なのは、自分自身がどのような状態なのか見極めることです。
お腹が張らず、目だった症状もない。
主治医からは『外出は控えめに』と言われた程度の安静レベルでは制限はそれほど多くはありません。
ですが、状態がいつ、どう変化するかは誰にも分かりません。
ですので、自分の体の状態と相談しながら日々の生活を過ごしましょう。

以下は一般的に『外出は控えめに』の安静レベルで出来ること・出来ないことをまとめました。

(出来ること)

【日常的な家事】
毎日のご飯の仕度、簡単な掃除やお洗濯などは主治医から特別制限がなければOK。
ですが、なるべく休み休みゆっくりと行うことを心がけましょう。
基本的なことですが、高い所にあるものを取ったり、背伸びをするような行動は避けましょう。

【近所のお買い物】
妊婦さんであれば自転車は中期に入る頃からNGになることが多いです。
お腹が大きくなることで転倒リスクが増えるから。
また車の運転もおすすめはできません。個人差がありますが妊娠中は注意散漫となり、事故を起こす可能性があります。
しかし、歩いていく負担を考えれば通いなれた道の場合、そしてあまり長時間でない場合は車の方が体への負担が少ないと思います。
主治医を相談の上、近所での買い物を手早く済ませるということは出来ると思います。

【部分的なストレッチ】
問題のない妊娠であれば6ヶ月を過ぎた頃から軽い運動をすすめられると思います。
しかし、何かしら問題がある場合、全身運動であるマタニティスイミングや、ウォーキング等のある程度運動量のあるものは許可されないと思います。
とはいえ、ずっと自宅にいると運動不足が心配―・・・というのであれば体を部分的に動かすストレッチなどをおすすめします。
寝ながらできる足首のストレッチ、首回し、肩、腕などお腹周り、骨盤周囲をあまり刺激しないものであれば主治医からOKをいただけることも。

(出来ないこと)

【入浴は必ず確認】
安静理由にもよりますが、子宮頚管の短縮、お腹が張りやすいなどが理由の場合、入浴はおすすめできない場合があります。個人差がありますが、入浴により子宮が温まるとお腹がより張りやすくなる事があるからです。
主治医に必ず確認を取り、OKをもらった場合でも入浴中、入浴後にお腹が張る場合には入浴は中止し、40度程度のシャワー浴で手短に済ませるようにしましょう。

【長時間のドライブ】
運転するのはもちろんのこと、助手席だとしてもNGのことがほとんど。車で感じる揺れがお腹に刺激を与え、張りやすくなる可能性があります。さらに、同一姿勢も同じくお腹が張る原因になります。

【旅行】
近場だからとはいえ、すぐに病院に来れる場所ですか?自宅にいるのと同じくらいの安静が保たれますか?
その部分を考慮し、主治医に確認を取りましょう。一般的に自宅安静の場合、旅行はおすすめできません。

【夫婦生活】
安静理由にもよりますが、基本的に安静指示があった時点でNGになることがほとんどです。主治医に確認しましょう。

【仕事】
お仕事内容にもよると思いますが、基本的にはこの安静度ではお仕事はお休みするように言われることが多いです。その場合は主治医より診断書をもらって会社に提出しましょう。
『仕事を休むのは気が引ける・・・』と多くのプレママさんは悩まれています。
ですが、大切な命を守るため、ここは決して無理はできません。月並みな言葉ですが、妊娠している以上、一人の体ではないのですから。
お仕事をお休みして、周りに迷惑をかけてしまうという不安や申し訳なさは、無事に出産して職場復帰した時に今まで以上に頑張るという形で取り戻しましょう。

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